『バリバリバリ~』(コルセットをはずす音)
坂本『○○さん、かなり良くなってきているんで、コルセットは着けないようにしましょうか。』
お客さん『先生、私これがなとダメなんですよ。』
坂本『いやいやそれをやっているからダメなんですよ。』
これはうちのお店でよくある風景。
そーです。
コルセットは腰痛を悪化させるのです。
ぎっくり腰など、腰の状態が良くないときに数日だけ着用するのはOKですよ。
しかし、慢性的に着用するのはNGです。
コルセットは、装着している間だけ痛みを抑えるものです。
『装着していると腰痛が治ってくる。』
と思うのは幻想です。
コルセットは、それ自体が筋肉の代用をはたすので、長期間装着していると、自分の筋力が衰えてしまいます。
そうなると、
装着していると楽(^^)v
という状態から
装着していないと痛い(゚Д゚;)
という逆転現象が起きてしまいます。
要は筋肉の鎧に依存して、鎧を外すと自分の力で立てなくなるのです。
装着した年数が長ければ長いほど、腰痛が悪化し、依存が強くなります。
でも装着すると、その場で楽になる。。。
麻薬のようなものです。
そういえば、介護士さんて腰痛の方が多いですね。
そして、コルセット装着率もかなり高いです。
勤務先の病院でもらうのかもしれませんが・・・
コルセットをしている人が多いから、腰痛の人が多いと思うのは私だけでしょうか?
一生コルセットをつけるのですか?
答えがノーなら、早く卒業しましょう。