寿司屋の返金

先週、あるお寿司屋さんでテイクアウトをした時のお話。

お会計のときに

『あれ?値段が予定より高いかな?』

と思ったけどそのまま支払って帰りました。


でもやっぱりレジの人が金額を間違えてました。

24貫セットを注文して、24貫セットを受け取ったのに、36貫セットの料金を支払っていたのです。


次の日さっそく寿司屋に電話。

注文伝票とレシートを調べてもらうと、やっぱりレジの人ミスだったようです。



さて、ここから寿司屋のサービス力が問われます。


寿司屋『あの・・・。ご返金ですが、お店まで取り

    に来られますか?』

    
私『いま仕事中なので行けないのですが、他に方法

  はありますか?』


寿司屋『でしたら、今からご自宅へお持ち致しま 

    す。』


結局、たった千円ほどの返金のために、職場まで来てくださいました。

お手数をおかけして申し訳ないm(;__)m


でもこの話。

サービス業をしている私からしたら、学ぶべきところが沢山あります。


返金の方法を、

 
『お店へ取りに来ますか?』

 

 

と最初に提案するのはNGです。

お店へ取りにきてほしい、というのはお寿司屋さんの都合ですからね。

私はお寿司屋さんの誠意と、スタンスが知りたかったのです。

お店まで取りに行くしか選択肢がないのか。

または、お金を持って来てくれる。
銀行へ入金するなどの方法もあるのか。

お寿司屋さんのスタンスが知りたくて

 

 

『他に方法はありますか?』

 

と聞いたのです。


もし最初に

お寿司屋『今からお金を持っていきます。』

と言ったなら

私『それなら、休みの日にでもお金を受け取りに 

  行きますよ。わざわざ来てもらうのはお手数

  なので。』


となったでしょう。





もしも

お寿司屋『お金はお店へ取りに来て頂くしか、

     方法はないんですよ。』


と言われたらイラッとしたでしょう。

人によっては


『そっちがミスしたのに、なんでこっちが取りに

 いかないかんのぢゃあ!!!』

 

と怒る人もいるはず。



トラブルやクレームがあった時に、そのお店のサービス力が問われます。

トラブルをキッカケにお客さんを怒らせて失うか。

トラブルをキッカケに素晴らしい対応をして、お客さんをファンにするのか。



クレームで激怒している人って、ミスで怒っているわけじゃないんです。

ミスの後の対応に怒っているんですよね。

私も肝に銘じておきます。

  

  

 

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