皆さん、食欲の秋です。
大人になったらわかる味ってありますよね。
春菊や青葉なんて子供の時はニガイだけだった。
でも今はこれが美味しいんです。
大人になった私は、寿司や刺身にわさびを使います。
おでんには辛子もつけます。
カレーは辛いのが好き。
焼き鳥はタレより塩が美味しい。
我が家の食卓によく登場する、オクラにぽん酢なんて最高ですな。
リープルは甘過ぎて飲めない。
子供の頃には考えられなかった味覚の変化です。
大人の味が解るようになった。
でもこの現象は
『味覚が発達した』
のではなく
『味覚が退化した』
という説もあるんです。
苦味や酸味に対して鈍感になった、というわけですね。
人間はそもそも苦味や酸味を楽しむ、という感覚があまりなかったようです。
本来は甘いものが好きな生き物らしい。
果実は熟れていないと酸っぱいし、腐ると苦味がでます。
食べ頃の果実は甘いですよね。
苦味や酸味は
『食べちゃダメだよ~』
という意味で
甘味は
『食べ頃だよ~』
という
シグナル(合図)なのです。
苦味や酸味に強くなったというのは、熟してないモノ・腐ったモノを嗅ぎ分ける本能が弱くなったという見方もできるんですね。
子供の頃はケーキを毎日食べたかったな~
大人になったら給料で、デカイケーキを買って一人で食べようと思ったな~
でも33歳の私は、ケーキより塩さばが美味い。
大人になった証拠です。
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