知恵くらべ

最近2歳になった娘。


なるべく自分の事は自分で出来るようにしつけてきた。



今回は、それが完全に裏目にでてしまった物語。



保育園の連絡帳に

『そろそろオムツが無くなりそうなのでお願いします。』

と書いてあった。


嫌な予感がした。


 


朝、マンションの階段を降りる時に予感は的中した。


娘がオムツを自分で持ちたいと志願してきた。



オムツと言っても80枚くらいはいっている大判である。


重さもさることながら、かなりデカイ。


娘が持つと地面を引きずってしまう。

 



『一緒に持とうか?』


と言っても聞く娘ではない。


階段だから手を繋いでいる。


もう片方の手でこっそりオムツを持つと、泣いて怒る娘。


どうしても自分でやりたいのだ。



今度お布団を持って行くときの事を考えたら恐ろしくなる。

 



なんとかごまかしながら、オムツを持って、車に乗り込んだ。



車のなかでも

『オムツ取って(自分の横に持ってきて)』

と泣く娘。




さて保育園に着いた。


ここからが正念場。


娘との緻密な駆け引きが繰り広げられる。


 


やはり自分がオムツを持つと言い出した。


やはりオムツに手を添えると泣いて怒りだした。


やはり娘が持つと地面に引きずってしまう。


はじめてのお使いで、大根を引きずって歩く3歳児がいたが、それと同じ光景である。



これ以上引きずるとビニールが破れて、なかからパンパースが出てきてしまう。


娘とオムツを両脇に抱えてダッシュするか?
ε=
( _)


いや、これは得策とはいえない。


暴れた娘を落としてしまうかもしれない。



そして思いついたのが、アンパンマンの歌。


アンパンマンの歌を歌えば、娘も釣られて歌う。


意識が歌へいくので、私がソッとオムツに手を添えても気がつかない。

途中で手を添えているのがバレて娘に怒られたが、なんとか保育士さんのところまでこぎつけた。


これから先も、力づくではなく、知恵比べで娘に勝っていかねば。




ブログランキングに参加しています。
ポチッとお願いします。


いつもクリックありがとうございます。(*ゝω・) アリガ㌧♪