最近、引きこもりに関する書籍を読んでいます。
ある本のなかに、なるほどと思えることが書いてありました。
『ストレスってなぜあるのでしょう。』
『人は何か課題に向きあうとき、(とうそう)をすることが大事です。』
一つは逃げる(逃走)
もう一つは闘う(闘争)
そのどちらも選べずに迷いが続くと、ストレスが生じるのです。
という文章がありました。
例えば、学校や仕事に行きたいけど、自信がない。
でも、(逃走)してあきらめるわけででもなく、
(闘争)して思い切ってチャレンジするわけでもない状態。
当然ながら迷いやストレスが生じてしまいます。
この本の著者は、教職採用試験に失敗し、28歳で引きこもりをしていました。
そのときに、先ほどの
『逃走と闘争』
という言葉を別の本で知ります。
著者は自分と照らし合わせて考えます。
逃走もたくさんしたけれども、逃げ切れずに教師の夢を忘れることができなかったこと。
自分がやらなければならないこと。
それはやりたいこととの闘争じゃないかな。
過去の失敗や世間のせいにして、何もせずダラダラと過ごす自分。
さらに著者は、相田みつをさんの詩集から、こんな一文に出会います。
『とにかく具体的に動いてごらん。』
『具体的に動けば具体的な答えが出るから』
『〇〇していれば』
『〇〇していたら』
とばかり考えていた著者には衝撃的な言葉でした。
著者は自分を奮起させ、不登校の子供たちへのボランティアを始めます。
その後、高校中退や不登校の子を受け入れる、いわゆるサポート校の講師となります。
さらに、通信制高校を立ち上げます。
その高校の校訓が
考えていることを、少し行動してみうようよ。
そしたら何かが見えてくるよ。
という意味で『考動』だそうです。
通信制高校の生徒は、入学してきたときは活発でない子が多い。
そんな生徒に著者は行動させます。
生徒が興味をもった場所へ一緒に見学へ行くのです。
大学・専門学校はもちろん、小さな工房から、大きな工場まで。
アルバイトを一緒に探したり、テレビ局へ見学に行ったり。
そして、扉を開けて生徒が言うこと。
『見学してやる気がでたわー』
『思ってたのと違ったわ』
それでいいのです。
考えてばかりだと、いつも頭の中でグルグル回ります。
ちょっと 考えていることを、ちょっと行動してみたら何かが見えてくるのです。
そういえば、うちのお客さんで何年も前から
『実は、俺も整体師になりたいんだよな~』
と言う人がいます。
やればえいやかヽ(´~`;
学校の資料を取り寄せる。
無料のセミナーに参加する。
DVDを買って勉強してみる。
できることはいくらでもあります。
just do it
とにかくやってみよう。
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