天国と地獄は、実は同じ場所にあるそうです。
そこにあるのは、1m以上の長い箸と料理の山。
そんな長い箸なので、なかなかご馳走をうまく自分の口へ運べません。
うまく食べられず、みんな次第にガリガリに痩せいってしまいます。
これが地獄の状態。
一方、『どうぞ』と、長い箸で自分の向こう側の人に食べさせてあげる人がいます。
『ありがとう。今度は私が食べさせてあげるね。』
と、みんなで仲良く協力して食べさせあいます。
みんなニコニコ(*^^)v
おなかも満腹。
これが天国。
これはなにかの本で読んだ話ですが、非常によくできている話です。
天国も地獄も同じ環境。
ただ、心の持ちようで天国と地獄にわかれる。
人に善意を施せば、めぐりめぐって自分に返ってくる。
なにかに似ていると思いませんか?
そうです。
私たちが住んでいるこの世界と同じ。
この世界は心のもちようで、天国にも地獄にもなるようです。
私は車の運転中、脇道から車道に入りたがっている車なんかを見かけると、なるべく先を譲るようにしています。
人が喜んでくれると、自分もうれしい。
手を挙げたり、ハザードでお礼をしてくれる人もいます。
ひょっとしたら、めぐりめぐってその人が、いつか自分を助けてくれるかもしれない。
ひょっとしたら、私ではなく、めぐりめぐって嫁や娘に返ってくるかもしれない。
ひょっとしたら、私がいま幸せなのは、自分の両親が積んできた徳が、めぐりめぐって私に返ってきているのかもしれない。
そう思えば、困っている車を見かけたら、道を譲ってあげたくなります。