ジェラシー

赤ちゃんが産まれ、ヨメと赤ちゃんが退院してから、4人の生活が始まった。

 

 

 

やっと家族4人がそろった。

 

 

 

 

赤ちゃんは産まれた当初、ガッツに似ていたが、最近だんだん美人になってきた。

 

 

 

つぶらな瞳。

 

 

 

知性的な口元。

 

 

 

上品な輪郭。

 

 

 

私にそっくりである。

 

 

 

 

 

 

赤ちゃんは基本的にヨメがお世話をして、3歳の長女はなるべく私がみるようにしている。

 

 

 

赤ちゃんが泣くのはしょうがない。

 

 

 

しかし、赤ちゃんと長女が同時に大泣きすると、我が家は地獄絵図と化す。

 

 

 

 

 

 

長女と赤ちゃんが同時に泣いているとき、ヨメはまず長女のところへ行く。

 

 

 

長女に

 

 

『どうしたの?(*´▽`*)』

 

 

 

『お父さんが遊んでくれんかったの?』

 

 

 

『いかんねぇ。(*´▽`*)』

 

 

 

となぐさめてから

 

 

 

 

 

『赤ちゃんがお腹すいたやって。(*´▽`*)』

 

 

 

『赤ちゃんにおっぱいあげてきてもいい?』

 

 

 

と長女に断りをいれてから、赤ちゃんのところへ行くのだ。

 

 

 

 

 

見事である。

 

 

 

 

内心は、

 

 

一刻も早く赤ちゃんのところへ行かねば!

 

 

というはやる気持ちを抑えて、長女をなぐさめているのだと思う。

 

 

 

泣いている長女を無視して、先に赤ちゃんのところへ行けば、きっと長女は傷つく。

 

 

 

 

長女は妹(赤ちゃん)を邪魔な存在とすら思ってしまうかもしれない。

 

 

 

できたヨメである。

 

 

 

 

 

 

ちなみに私は、晩御飯を食べながら一部始終をみていた。

 

 

 

腹が減っていたのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

兄弟がいて、兄が弟をイジメる場合がある。

 

 

 

それは親が弟を可愛がり過ぎて、兄が淋しさのあまり、弟に嫉妬してイジメるのだという。

 

 

 

 

 

 

両親が、まずお兄ちゃんを愛情で包んであげる。

 

 

 

そして、愛情で満たされたお兄ちゃんが弟を可愛がる。

 

 

 

 

これが理想の方法らしい。

 

 

 

もちろん姉妹でも同じ。

 

 

 

テレビで数年前に観た話だが、妙に納得した。

 

 

 

 

 

 

先に上の子。

 

 

 

次に下の子。

 

 

 

両方同じように愛する。

 

 

 

 

2人とも放っておいて、晩御飯を食べているような輩は論外である。

 

 

 

 

 

 

今のところ、長女も赤ちゃんが大好きのようだ。

 

 

 

サービス過剰だが、よくお世話もしてくれる。

 

 

 

いつまでも、仲の良い姉妹でいてくれれば嬉しい。

( ´∀`)人(´∀` )