長女と二人の休日

9月2日。水曜日。

 

 

娘が風邪をひいた。

 

 

今度は4歳の長女だ。

 

 

トランプで例えるならジョーカーの方だ。

 

 

土佐弁でいうなら、こぢゃんとほたえる方だ。

 


1時間一緒にいれば血圧が上がる方の娘だ。


 

ドラえもんでいうなら、ジャイ子の方だ。

 

 

でも顔はしずかちゃんのようにカワイイ。

 

 

 

 

水曜はお店が休みである。

 

 

 

今まで風邪で幾度となく保育園を休んでいる長女ではあるが、私が休みの日に風邪をひいたのは2年ぶりである。

 

 

 

つまり、長女と二人きりで1日過ごすのは2年ぶり。

 

 

前回の次女に続いての娘と二人で過ごす休日。

 


 

 

 

次女にあれほど手こずったのに、今度は長女・・・

 

 

武者震いがするぜ。((((;゚;Д;゚;))))カタカタカタカタカタカタカタカタカタ

 

 

 

今日という一日を、無事に乗り越えられるのだろうか。

 

 

 

 

 

風邪といっても昨晩に熱があっただけで、今日は微熱であった。

 

 

予想通り、ほたくりまわる長女。

ヽ(≧∀≦)ノ

 

 


 

お昼ご飯はうどんを作った。

 

 

 

『長女のスープは薄味で。』

 

 

というヨメの指令を忠実に守り、薄味でつくった。

 

 

すると

 

 

長女『うすッ。なにコレ~。ビックリした。』

 

 

長女『こんなんじゃ食べれんやんか。ちゃんと作ってよ。』

 

 

とジョーカーからダメ出しを喰らった。

 

 

 

くそぉ o(`Д´*)o

 

 

チビ助のくせに。口だけは一人前である。

 

 

 

 

 

小児科へ行き、家へ帰ってお昼寝したあと、歯医者へ行った。

 

 

実は前日。

 

 

長女がころんで、そのとき椅子に口をぶつけたそうな。

 

 

見た目はなんともないが、本人は痛い痛いと言っているので歯医者さんに診てもらった。

 

 

 

 

 

診察は一瞬で終わった。

 

 

案の定なんともなかった。

 

 

だが、せっかく来たのだから歯のお掃除をしてもらった。

 

 

 

 

毎日ゴリゴリ長女は歯を磨く。

 

 

私とヨメも磨く。

 

 

でも、どうしても歯の色素沈着がとれなかったのだ。

 

 

長女は4歳児なりに、歯の汚れがとれないのは気にしていたのだ。

 

 

 

 

それがプロにかかれば、驚くほどピカピカに白くなった。

 

 

長女は大喜びでなんども鏡を見ていた。

 

 

やはり餅は餅屋である。

 

 

 

 

私『イーして。(* ̄皿 ̄)ノ』

 

 

私『凄いねぇ。良かったねぇ。キレイやねぇ( *´艸`)』

 

 

長女もご満悦である。

 

 

 

 

だが、ここまで褒めると喜びを超えて天狗になる。

 

 

長女『お父さんイーして (* ̄皿 ̄)ノ』

 

 

長女『汚っ(;゚Д゚) ちゃんとゴシゴシ磨きゆうかえ~』

 

 

 

くそぉ。くそぉ。 o(`Д´*)o

 

 

分かりやすく、手のひらを返しやがって。

 

 

チビ助のくせに。o(`Д´*)o

 

 

キティちゃんのパンツ履いてるくせに。

 

 

 

 

次女を迎えに保育園へ行くと、長女は

 

 

『イー、イー。(*`皿´*)ノ』

 

 

と先生に歯をみせまくっていた。

 

 

 

 

先生はみんなキョトンとしていたので、

 

 

『歯医者に行って歯がピカピカに。褒めてあげて。』

 

 

と長女にバレないよう、先生にヨイショのお願いをした。

 

 

 


 

家に帰り長女と次女にご飯を食べさせた。

 

 

 

洗濯物、食器洗い、夕食(オムライス)の準備までなんとか行った。

 

 

当初予定していたパソコンでの事務作業や、電話で業者さんとの打ち合わせは、夢のまた夢であった。

 

 

 

 

だが、長女の歯がピカピカになって良かった。

 

 

 

長女が嬉しそうで良かった。