先日、病院へ行ってレントゲンを撮った。
東京の先生に矯正してもらうためだ。
レントゲン画像があれば、より正確に効果的な矯正が可能である。
画像をみてみると、骨盤の真ん中にある仙骨とそのうえにある腰椎5番の間隔がかなり狭い。
さらに仙骨に対して5番が、列を乱して前へ突っ込んでいる。
これは業界でいう『すべり』というやつだ。
さらによく見ると、腰椎5番に黒いモヤがかかっている。
腰椎5番が圧迫骨折している証拠だ。
これは『分離』というやつだ。
すべりや分離は、スポーツなんかでかなり無理をした人がよくなる。
これがある人は、定期的なメンテナンスが必要となる。
私もカイロプラクティックのメンテナンスを怠ったとき、ひどい目にあう。
自分のお客さんで、腰痛がなかなかよくならない人はレントゲンを撮ってもらうときがある。
画像をみると、やはりすべりや分離がある。
こんなとき、説明が重要だ。
『ほら、ここで椎間板が潰れて、』
『ここで腰椎が前に突っ込んで、』
『さらにここが折れています。』
なんて言うと、みんなどんどん顔が曇ってくる。
だが、定期的にメンテナンスを受けたら大丈夫。
それをなんと上手く伝えたい。
『こんなに悪い。』
ということではなく、
『こうしていけば良い。』
と伝えたい。
最近よく、自分のレントゲン画像をお客さんにみせる。
私『ほらここで前に滑って、椎間板がここで潰れて、ここで骨折している。』
お客さん『おぉ-(o゚Д゚ノ)ノ この人はもう立てないんですか?』
私『全然大丈夫。ピンピンしていますよ。』
私『ちなみに、これは僕です。』
というと驚かれる。
そう私はピンピンしている。
娘の運動会の保護者リレーで、激走したのはまだ記憶に新しい。
自分の画像を使って、人間の自然治癒力の凄さをみんなとシェアしていきたいのだ。
私は自分のレントゲン画像をみたとき、
『うわっΣ(゚Д゚)こんなに悪いんだ。』
とは思わなかった。
自分の体を、こんなになるまで支えてくれていたんだ。
そんな自分の体が愛おしいと思った。
自分のお客さんにも、この価値観をシェアできたらいいなと思う。