キン肉ドライバー

自分の骨盤矯正の動画を撮影してみた。

 

 

客観的に自分の矯正を見てみると、大きな声では言えないが、かなり改善の余地がある。

 

 

自分の描いている理想とは程遠い。

 

 

 

 

体重移動が上手くできていない。

 

 

矯正の瞬間、固定の力が抜けている。

 

 

肘の角度が悪いから、力が分散している。

 

 

腕力でやろうとしているから、下半身の動きと連動できていない。

 

 

 

 

理想のフォームは既に頭にはいっている。

 

 

だから、動画をみればどこが悪いかすぐ分かるのだ。

 

 

逆に言えば、動画をみるまでは分からなかった。

 

 

これはすぐに修正せねば!!

 

 

 

 

骨盤矯正を練習するために、人間と同じ大きさのクッションを探した。

 

 

だが、市販のクッションでは柔らかすぎて練習にならない。

 

 

ネットでなにか代用品を探したが、ない。

 

 

よし。

 

 

決めた。

 

 

自分でつくるぜ。

 

 

 

 

私はホームセンターをいくつもまわった。

 

 

 

 

ある日の深夜12時。

 

 

娘たちが寝た後、ヨメと一緒に制作にとりかかった。

 

 

まず、ストレッチ用のポールに巻段ボールをきつく巻いていく。

 

 

さらにカットしたクッション材を巻いてガムテープでとめて完成。

 

 

 

 

たったこれだけを2時間かかった。

 

 

終わったとき、時計をみたら2時であった。

 

 

こんなに夫婦で力を合わせたのは、何年ぶりだろうか。

 

 

 

 

 

よし。

 

 

良い感じ。

 

 

人間と同じ大きさと硬さになった。

 

 

 

 

キン肉マンが大木を人間に見立てて、キン肉ドライバーを練習したのはまだ記憶に新しい。

 

 

キン肉ドライバーを完成させ、最強と言われた悪魔将軍を倒したのは、周知の事実である。

 

 

 

 

 

私もキン肉マンに習い、クッションを人間に見立てて骨盤矯正を練習するぜ。

 

 

キン肉ドライバーなみの必殺技が完成するはずである。