『発表会は木琴になったで(*^^)v』
とお風呂で長女が発表してくれた。
一ヶ月前の話である。
あれから2週間たち、あともう少しに迫ったクリスマス発表会。
長女は誇らしげであった。
長女は5歳で保育園の年中である。
発表会の演奏で木琴をやるのは一人だけらしい。
私もむねが躍った。
それから2週間後。
『発表会は鍵盤ハーモニカになった。』
と長女からお風呂で告げられた。
私『どーいて~』
長女『わからん。』
長女『変わっちょった。(p'д`q*)゚。』
長女『でもガンマン(我慢)せないかん。』
長女は切ない顔をしていた。
私も切ない気持ちになった。
あんなに木琴を楽しみにしていたのに。
練習でうまく木琴ができなかったから外されたのだろうか?
私が親としてできる最善の策は・・・
A案 保育園にイチャモンをつけにいく。
B案 保育園に賄賂(当院の割引券など)を贈る。
C案 そっと見守る。
D案 今から木琴の猛特訓をする。
私はC案を採用した。
これから先、スポーツや受験や恋愛も仕事も、思い通りにいかないことの方が多いだろう。
どこまで親が関わるべきなのかはまだ分からない。
でも、そっと見守っていこうと思う。
発表会はどんな楽器を弾こうとも、一生懸命やっていれば褒めてあげたい。
長女の出番は演奏だけではない。
演劇もある。
長女の演劇は定評がある。(我が家では)
長女の演劇は、『王様の耳はロバの耳。』
もちろん長女は女の子なので、王様の役ではない。
主役の王様に匹敵する重要な役を頂いた。
床屋のお母さんの役だ。
床屋ではない。そのお母さんだ。
物語の序盤。
散髪するために王様の帽子を外し、王様の秘密を知ってしまう床屋。
この物語の重要な伏線となる場面を担う床屋。
その床屋のお母さんの役だ。
王様の秘密を知り、どこかへ連れて行かれた床屋。
その床屋が無事に家へ帰って来て、母と再会を果たす。
この物語序盤のクライマックスともいえる感動シーンだ。
ここが長女の見せ場だ。
長女のセリフは
『よく帰ってきたね~』
『よかった。よかった~(゜ロ゜)』
と棒読みで言うのだ。
乞うご期待。
2歳の次女に
『発表会なにするの?』
と聞いてみたが、さっぱり分からない。
なにかを歌って教えてくれるが、さっぱりだ。
きっとなにかを歌うんだろう。
乞うご期待。