2年前、店名を『さかもと整体院』から、『坂本カイロプラクティック』に変えた。
そのとき、某役所に店名変更の連絡をしたときのやりとり。
私『店名が坂本カイロプラクティックに変わりましたので。』
女の人『タイロ?』
私『カイロ。』
女の人『タイロ?』
私『カイロ。』
女の人『タイロ?』
私『カキクケコのか。カイロ。』
女の人『タチツテトのタ?タイロ?』
私『カ。か行。カナダのか。』
女の人『あぁ。カイロ。』
私『そうです。カイロプラクティック。』
女の人『カイロプラクティス。』
私『カイロ、プラクティック。』
女の人『あぁ、カイロ、ブティック?』
私『ブティックじゃない。カイロ、プラク、ティック。』
女の人『カイロ、プラク、ティックス?』
私『スはいらない。ティック。』
女の人『カイロ、プラスチック?』
私『あのすいません、他の担当者の方はいませんか?』
女の人『今は他のものが手が塞がっておりまして。すいません。』
私『そうですか。…』
私『タウンページあります?』
私『そこにカイロプラクティックの綴りが正確に出ています。タウンページ2015年度版の、◯◯ページを見てもらえますか?』
女の人『少々お待ちください。』
女の人『えーと。2014年のものしかないですね。』
私『そーですか。では各種療法でページを開いてもらえます?』
私『そこのカテゴリーに整体とかあって、カイロプラクティックもあります。』
女の人『か?かく?』
私『各種、療法。』
私『か行でまずタウンページを開いてもらえますか?』
女の人『か行?か行ってどうやって調べるんですか?』
私(まじかこの人(゚ロ゚;ノ)ノ)
私『えーとね。だいたい2015年だと200ページくらいがか行なんで、まず200ページ開いてもらえますか?』
女の人『200ページ。んー…(°m°;)』
そこで、電話の向こうで別の人の手が空いたようだ。
電話の向こうのやりとりが、かすかに聞こえる。
(すいません、店名を変えたいっていう人なんですが)
別の女の人『すいません。お電話変わりました。』
私『あの、店名を坂本カイロプラクティックに変更したいのですが。』
別の女の人『坂本カイロプラクティックですね。』
別の女の人『かしこまりました。大変失礼をしました。変更を承りました。』
人になにかを伝えるのは難しい。
しかし、人が変わればこんなに簡単に伝わものか。
いかにカイロプラクティックが認知されていないか分かった。
本当にこの店名で大丈夫か不安になった。
よし。俺が高知でカイロプラクティックをもっと広めようとも思った。