鏡川

 

夏がく~れば 思い出す~♪

 

 

さてみなさん7月がきました。

 

 

もうボチボチ夏本番です。

 

 

夏がくれば思い出す出来事って、みなさんありませんか?

 

 

 

私はあります。

 

 

今でも、それはそれは鮮明に覚えております。 

 

 

いまから10年ほど前。

 

 

当時はまだ鏡川のすぐ近くにある、石立町のマンションの一室でお店を営業していた。

 

 

あの頃、30歳くらいの奥さんがよく来てくれていて、その旦那さんと小学2年生の娘さんがいつも一緒にお店へ来ていた。

 

 

 

旦那さんは挙動不振な方であった。

 

 

私があいさつしても、聞こえないふりしてやり過ごす。

 

 

奥さんによれば、旦那さんは物凄くシャイで、知らない人とお話しができないらしい。

 

 

 

 

 

 

ある夏の暑い日。

 

 

そのファミリー3人が来店。

 

 

奥さんを治療している間、旦那さんと娘は待っているわけだが、その日は違った。

 

 

 

旦那さん『待ちゆう間、そこの川へ行ってくる。』

 

 

といって娘を連れて出ていった。

 

 

しばらくして…

 

 

ドアが開いて、二人が戻って来た気配がした。

 

 

ちょうど奥さんの治療も終わって待合室へ戻ったときの衝撃は、藤井430連勝ならずの比ではない。

 

 

 

 

小学2年の娘は、服を着たまま川に飛び込んだらしくズブ濡れ。

 

 

髪の毛からスカートまでビシャビシャ。

 

 

川で遊ぶのは想定外だったのか、タオルも持っていなかったようだ。

 

 

ズブ濡れのまま玄関からうちの店にはいり、そのまま椅子に座って二人は本を読んでいた。

 

 

何度も言うが、玄関からフローリング、布製の椅子までビッシャビシャである。

 

 

 

 

私も奥さんもビックリΣ(°д°lll)ガーン

 

 

 

奥さん 『あんたらなにしゆーがでー。』

ガ━━ΣΣ(°Д°;)━━ン!!

 

 

奥さん『ビシャビシャやいか~』 

 

 

 

 

旦那さんはキョトンとしている。

 

 

何が問題なのか分かっていない様子。

(・ω・?)

 

 

 

 

しきりに奥さんが

 

『すいません。』

 

 

『すいません。』

 

 

と言って帰っていった。

 

 

 

 

 

 

 

なにが常識で、なにが非常識かは人それぞれ違う。

 

 

『鏡川で泳いだら、よく拭いて着替えてお店に入ってきてね。(^^)/』

 

 

 

このように、きちんと注意書きしていなかった私が悪いのだ。

 

 

 

 

 

 

それから間も無く、現在の店舗に移転した。

 

 

奇しくも目の前に久万川がある。

 

 

この川で泳いでいる人は、まだ見た事ないが…

 

 

 

 

 

坂本カイロプラクティックからのお願い。 

 

 

もし、待っている間に久万川で泳ぐ派の人は、タオルとお着替えをご持参ください。

+。:.゚ヽ(*´∀`) ノ゚.:。+゚