タックル少女

 

 

やってきました。

 

 

ニューレオマワールド。

 

 

これだけ頻繁に来ると勝手が分かってくるもんであります。

 

 

 

今回は、お昼御飯は混み合う時間を避けて、早めに済ませる作戦だ。

 

 

 

 

ここから通常なら一旦二手に分かれる。

 

 

A班は私と長女。

 

 

B班はヨメと次女。

 

 

6歳の長女が大好きなジェットコースターは、3歳の次女はまだ乗れない。

 

 

3歳の次女が乗りたいキッズコースターでは、長女は満足できないのだ。

 

 

だがヨメから、今回はヨメと長女・私と次女のペアで行くと宣言をうけた。

 

 

 

さてはヨメ。

 

 

抱っこ抱っこ星人の次女より、ワガママ長女の方が楽だと気付いてしまったのか。

 

 

否。

 

 

違う。

 

 

ワガママ長女は並のワガママではない。

 

 

土佐弁で言うと、まっことしわい。

 

 

または、こじゃんとほたえる。

 

 

 

それでも長女を選ぶということは、他に理由がある。

 

 

 

3歳の次女とちびっこコースターに乗るよりも、6歳の長女とハードなジェットのコースターに乗りたいのだ。

 

 

 

薄々気付いてはいたが、やはりそうだ。

 

 

ハードなジェットに乗っている時のヨメは、このうえなく楽しそうである。

 

 

案の定、次女は抱っこ抱っこ攻撃をしかけてくるので、じわじわと体力が削られる。

 

 

長女は目当てのジェットコースターに何度も乗ったようで機嫌上々である。

 

 

 

 

 

一通り遊んだところで、そろそろお開き。

 

 

最後にどれに乗りたいか聞くと、

 

 

『芝生でゴロゴロしたい。』

 

 

と言い出す姉妹。

 

 

二人して最後に満面の笑みで芝生をゴロゴロ。

 

 

『そんなん近所の公園でもできるやんけ。』

 

 

と突っ込むのは野暮というもの。

 

 

姉妹はこれで満足なのだ。

 

 

 

 

 

帰ろうとしたとき、レオマのマスコットのネコを発見!!

 

 

見るやいなや突撃してハグをする長女。

 

 

その様はまるでタックルである。

 ・:*三( ε:)`д゚)・;"

 

 

ネコのマスコットが『うっΣ(゚ロ、゚;)』と言って、後ろによろけるのだ。

 

 

 

長女は広い場所に行くと、興奮が抑えきれない。

 

 

 

 

 

レオマの出口にも、券を回収するスタッフのお兄さんがいる。

 

 

スタッフはアロハシャツを着ているのだが、若いイケメンスタッフを見つけると、走っていきタックルをする長女。

 

 

若いスタッフも

 

 

『うおー・:*三( ε:)`д゚)・;"

 

とビックリである。

 

 

 

若いイケメンスタッフが尻もちを着くくらいよろけるのだ。

 

 

やはり、長女はドクタースランプのアラレちゃんそっくりだ。

 

 

一緒に付いて走る次女はガッちゃん。

 

 

翻弄される私は仙兵衛さんだ。

 

 

 

アラレちゃんはパトカーを見たらタックルでぶっ飛ばすが、長女は若いお兄さんを見たらタックルをする癖がある。

 

 

 

若い女性やお爺さんにはしない。

 

 

 

長女なりにぶつかる相手を選別しているのだろうか。

 

 

 

次女がいつか真似をしないか心配である。