お昼ご飯を食べながら、ネットでニュースや動画を見るのが私の日課。
最近のブームはユニークな入社試験の動画。
マイクロソフトやグーグルなど、有名企業の入社試験がズラリとネットででている。
難しい数式とか英語のテストではなくて、いわゆる発想やアイデアを試すテストである。
そのなかで、ひと際印象に残ったのが中国BMWの問題だ。
正解率1%というの難問である。
ある人が8元で鳩を1羽仕入れ、一旦9元で売りました。
それを10元で買い戻し、再び11元で売りました。
いくら儲けたでしょうか?
問題はたったこれだけ。
解答時間は2分。
それでは解説。
●2元の儲けと答えた人
論理的・数学的には正しい。
消費者と投資家には向くが・・・
『不採用』
●±0と答えた人や3元の儲けと答えた人
主観的で細かい点を見落としており・・・
『不採用』
●38元または4元の儲けと答えた人
学者あるいは役人に向くが、民間企業には向かない。
『不採用』
●1元の儲けと答えた人
経営コストの概念を持ち合わせている。
『補欠採用』
●-2元またはそれ以下の儲けと答えた人
『優先的に採用!』
8元で仕入れたものが11元で売れるのに、1元しか儲けられなかった。
よって2元の損。
儲けられた可能性>儲けた金額=損
という答えを期待した設問となっている。
算数の問題ではなく、商売人としての資質を問う良問である。
ちなみに私は『1元の儲け』と答えた。
経営者として、まだまだだなと反省である。