眼鏡女子

 

3歳の次女に遠視が見つかった。

 

 

さっそく病院で詳しい検査。

 

 

あとは眼鏡を作るだけ。

 

 

 

8歳まで視力は成長するので、それまでは眼鏡をかけて矯正すると遠視が回復していくらしい。

 

 

だが、次女は3歳。

 

 

素直に眼鏡をかけてくれるかが心配であった。

 

 

 

 

お子ちゃま達を連れて、眼鏡屋さんを何件も回れないので、休みの日を利用して私だけでお店の下見をすることにした。

 

 

お子ちゃま眼鏡の品ぞろえや、お店の雰囲気をチェックするためである。

 

 

 

 

 

 

 

A

 

 

『お子さんが3歳でしたら、これから毎日メガネを着用されて目の矯正をしていくことになります。』

 

 

『8歳くらいまで視力は成長するまで、それまでは本当にお風呂と寝るとき以外はずっと着用されるようになります。』

 

 

『お子様の場合でしたらメガネをかけて見える、というだけでなくて、視力の矯正もメガネが果たします。 』

 

 

『お子様の体の一部のようなるので、お顔に合ったしっかりしたメガネを選ぶ必要があります。』

 

 

 

A店はメガネの重要性を説いた。

 

 

 

 

 

 

 

つづいてB

 

 

『3歳でしたら、引っ張ったり乱暴に扱うので、弾力性のあるフレームが良いですね。』

 

 

『プラスチックよりメタルフレームの方が弾力があって、お顔にもフィットしますよ。』

 

 

『色はお子さんの気に入ったものが良いです。』

 

 

『ご両親だけで決めてしまって、お子様がフレームを気に入らなかったら、メガネをかけなくなる恐れがありますからね。』

 

 

『メガネのレンズの部分はあまり大き過ぎない方が良いです。大きくすると、その分レンズに厚みがでてしまい牛乳瓶の底にみたいに見えますよ。』

 

 

B店はフレーム選びのコツを説いた。

 

 

 

 

 

 

そしてC店

 

 

『うちは〇〇と〇〇も取り扱ってます。』

 

 

『〇〇があるのは高知ではうちだけやね。』

 

 

『女の子ざったら赤かピンクが人気やけど、最近ざったら水色も人気やね。』

 

 

『まぁ、実際にかけてみてどれが似合うか見てください。』

 

 

 

C店はデザインについての説明をしてくれた。

 

 

 

 

 

 

私が欲しかった情報はフレーム選びのコツだった。

 

 

もちろんB店で眼鏡を購入した。

 

 

なんというか、B店のスタッフはプロフェッショナルという印象があった。

 

 

ここなら娘の眼鏡をお任せできると思った。 

 

 

 

説明が気持ち良いほど的確だったのだ。

 

 

 

 

 

 

 

大事なのは 、なにを説明するべきか。

 

 

説明を受ける側になって、この重要性が身に染みて分かった。

 

 

これは勉強になった。

 

 

 

 

 

 

 

眼鏡をかけた次女は・・・

 

 

もちろん超超超かわいい。(*´▽`人)

 

 

ドクタースランプのアラレちゃんそっくりだ。

 

 

次女は早くも強力なオプションを手に入れたのであった。