うちのお客さんのお子さんが、この春から高知の某大学に入学した。
その大学でのお話。
教壇にたった先生がご挨拶をしたそうだ。
先生『北海道から来たひと~。』
生徒一同『はーい。』
先生『はるばる北海道から来た人もいますね。』
先生『九州から来たひと~。』
生徒『はーい。』
先生『九州もいますね。』
先生『沖縄のひと~。』
生徒『おぉ凄い。沖縄もいますね。』
先生『高知の人。』
生徒『はーい。』
先生『やっぱり高知が一番多いですね。』
先生『では川で泳いだことのあるひと~』
生徒『はーい。』
さっき手を挙げた高知県民がだけが手を挙げた。
先生『はい。皆さん。これが高知ですよ。』
高知以外の人がみんな驚いたそうだ。
Σ(゚Д゚;エーッ!
『川で? 泳ぐ?』
『マジすか?』
そうだ。
高知以外の人々は、このご時世、川で泳いだことなんかないらしい。
県外には、泳げる川なんてほとんどないのだ。
正確に言えば高知県民も驚いた。
エッ?!(゚ο゚人))
『川で?泳いだことない?』
『なんで?っ』て。
川が泳げるほど綺麗だというのが、当たり前に思っていた我々。
外の人間が入ってきて、初めて自分の居場所の特性な分かることもある。
我々はなんと清流に恵まれた土地に住んでいたのか。
私も嫁さんも、うちのお子ちゃまだって、みんな川で泳いだことあるよ。
毎年田舎に帰したら泳いでいるよ。
さすがに、うちの店の前の紅水川じゃ泳がないよ。
鏡川も最近じゃ厳しいかな。
でも宗安寺や仁淀川なら泳ぎまくるでしょ。
四万十川じゃなくても高知の川はきれいなんだ。
皆さん。川を大切にしよう。