今年のゴールデンウィークは2泊3日で大阪の旅。
初日は移動日を兼ねて、淡路島で少し遊んで行くことにした。
相変わらずのノープラン。
前日の夜に、むかし買った淡路島のマップルを開いて、スケジュールを決めた。
遊園地のONOKORO。
動物園のイングランド。
お花がいっぱい国立淡路島公園。
どれか2つ選んで行こうと思ったが、国立淡路島公園オンリーで半日ゆっくり過ごす事に決めた。
淡路島公園はお花だけじゃなくて、遊具やデッカいフワフワドームもある。
きっと子供たちが
『まだここで遊びたい。』
と粘るのを計算すれば時間的にはちょうどかな。
淡路島へ前回来た時は嫁さんと2人だった。
8年後の今は娘2人が加わり4人となった。
8年間で我が家はこんなにも成長した。
8年前は、2人でしっぽりお花を見て回った。
今回は子供2人がほたくり周って、真っ直ぐ歩きやしない。
お花はほどほどにして、1日のほとんどを遊具で過ごした。
次女『お父さん見てみて。しゅごいろ~』
長女『お父さん、写真撮って。早く早く。』
今日も私は大人気である。
さて、お昼御飯。
次女はお昼ご飯にキッズハンバーグプレートを頼んで、ハンバーグを一口も食べなかった。
口に合わなかったらしい。
一体どんな育て方をしたらこんな子に育つのか解説しよう。
次女はお野菜が大好き。
我が家でハンバーグといえば、豆腐とミンチがハーフのハンバーグ。
こんな高級肉の肉汁たっぷりハンバーグは、贅沢過ぎて口に合わないのだ。
最後はお城のようなでっかいフワフワドーム。
これには二人とも目を輝かした。
フワフワドームが迷路になっていて、早速かくれんぼとしゃれこんだ我が家の姉妹。
ここは保護者も遊べるようになっていて、私も姉妹にご招待された。
長女『次はお父さんが鬼ね。』
齢40手前の私は大声で10を数え、挙句に
『もういいか〜い?』
を公衆の面前で大声で連呼させられた。
『もういいか~い?』
次女『まだで~』
すぐそこにおるやんけ。
『もういいか~い。(T-T )( T-T) 』
『もういいか~い。(T-T )( T-T) 』
姉妹は、どこまで父親の自尊心を傷つける気なのだろうか。
午後4時。
ボチボチお開きにしよう。
ここからが、さらに修羅場。
眠くなるとワガママになる3歳の次女。
平素よりワガママな6歳の長女。
この二人がタッグを組むと、高知でも淡路島でも同じことが起こる。
『お父さん抱っこ。』
次女を抱っこすると、
『私も抱っこ。』
と長女が怒る。
長女を抱っこすると、今度は
『肩車して』
と次女が怒る。
ここからは
骨肉の争い。
次女を抱っこして
長女が怒って、
長女を肩車して、
次女が怒って、
また次女を肩車して、
長女が怒って、
二人とも抱っこしたら、
次女が怒って、
エンドレスにこれが続く。
X JAPANの『エンドレスレイン』をいつも思い出すのだ。
次女を抱っこして、長女が私の足にしがみついた状態で一家は移動。
ギャラリーにクスクス笑われだした頃に、嫁さんが一喝して子供たちのわがままは終わる。
8年の歳月で、嫁さんは立派なお母さんに成長したのだ。
『連休は遊園地へ行くぞ。』
とお子ちゃま達に言っていた。
どうやら、お子ちゃま達はここが遊園地だと思っていたらしい。
明日からはいよいよ大阪。
こんな調子で、あの遊園地やあの水族館でちゃんとお利口にできるのか。
考えただけで武者震いがするぜ。