ヨネッツ

 

長女とヨネッツのプールに行ってきた。

 

 

『台風が二つも来ている。』

 

 

『大雨がくるゾ。』

 

 

とテレビは騒いでいたが、終始良いお天気であった。

 

 

台風がくるという噂で、屋内プールのあるヨネッツに来たのであった。

 

 

 

 

さて、小学1年の長女。

 

 

2mくらいしか泳げないことが判明し、この夏からスイミングスクールに行き始めた。

 

 

土曜だけやけど。

 

 

まだ2回しか行ってないけど。

 

 

今日はその成果をみせてくれた。

 

 

 

 

 

夏休みになるまでは、プールの滑り台をそれはそれは楽しみにしていた。

 

 

身長が120㎝ないとサンピアの滑り台は滑れない。

 

 

御飯をおかわりしては

 

 

『お父さん身長はかってや。』

 

 

と張り切っていた。

 

 

 

 

2週間前に4歳の次女とヨネッツに来たときは、水中ジャンケンにハマって2時間水中ジャンケンをしまくった。

 

 

それがどうだろう。

 

 

今回は滑り台やジャンケンに目もくれず、ひたすら泳ぐ練習をしていた。

 

 

2mから、少しずつだが泳げる距離を伸ばしていった。

 

 

 

 

 

 

流れるプールは1周20mほどだろうか。

 

 

 

足を着かずにどれくらい泳げるか試してみた。

 

 

なんと、流れるプールでは足を3回しか着かずに1周した。

 

 

途中、側壁にしがみついて休んでいたが、長女的にはこれはノーカウントらしい。

 

 

 

 

 

背泳ぎも披露してくれた。

 

 

これは正真正銘、足を着かずに泳ぎきった。

 

 

これはインチキなしだ。

 

 

しいて言えば、私がお姫様抱っこをして引っ張ったくらいだ。

 

 

 

 

 

最後は25mプールに移動した。

 

 

ここで、私がギネス級の泳ぎをみせた。

 

 

 

長女を背中に乗せたまま、平泳ぎで25m泳ぎ切った。

 

 

息継ぎはなしだ。

 

 

途中沈みかけたけど、なんとかゴールした。

 

 

ヤバかった。

 

 

でも達成感はあった。

 

 

子供たちにも、この達成感を味わってほしいのだ。

 

 

 

 

 

そのあとは何往復も泳ぎの練習をした。

 

 

 

 

となりのレーンで、星一徹のごとく熱血漢の親父がスタート地点から怒鳴っていた。

 

 

怒鳴られているのはたぶん、小学3年くらいの女の子。

 

 

まだ25mが泳げないみたいで、足を着くたびに怒鳴られていた。

 

 

父親としては、なんとか25m泳げるようになって欲しいとこだろう。

 

 

いつしか女の子は平泳ぎをするふりして、足を地面につけて歩いていた。

 

 

遠くからだと父親には泳いでいるように見えるらしい。

 

 

うーん。

 

 

うちはこんな事にならないように気をつけよう。

 

 

 

 

 

勉強もスポーツも、楽しさや達成感を学んでほしい。

 

 

 

 

 

この日、長女は頑張って泳いだ。

 

 

今度こそ本当に自力で10mくらい泳いだ。

 

 

2mと比べると飛躍的な進歩だ。

 

 

 

なにより、一生懸命に泳ぐ姿がカッコ良かった。

 

 

 

輝いていたぜ。