世界最高レベルの予防歯科②

 

お子ちゃま達を新しい歯医者に連れて来た。

 

 

長女の虫歯はアッと言う間に治った。

 

 

たぶん、1回か2回で治った。

 

 

実は、長女には虫歯よりもっと大きな課題があった。

 

 

 

 

長女の歯を見た医師が説明してくれた。

 

 

長女は下顎の歯の隙間が少ないらしい。

 

 

このまま全て永久歯に生え変わると、歯並びがおかしくなるそうだ。

 

 

矯正をはじめるなら、ちょうど今のタイミングが最適らしい。

 

 

今の段階で矯正をしていけば、キレイな歯並びになるそうだ。

 

 

 

 

 

前の歯医者はそんな事一切行ってなかった。

 

 

あのまま虫歯だけを治療しにあの歯医者へ通っていたら、取り返しのつかない事になっていた。

 

 

本当にこの歯医者にして良かった。

 

 

私はもうこの歯医者にゾッコンである。

 

 

こういうところで患者との信頼関係は大きく変わってくる。

 

 

 

 

私も肝に銘じている。

 

 

患者さんは目の前の痛みを治して欲しくて来る。

 

 

でも、他の症状や予防の観点で提案も出来たら、付加価値となる。

 

 

 

 

歯の矯正に関しては、院長自ら説明をしてくれるらしい。

 

 

なんでも、歯の矯正といっても針金のやつを装着するのではなく、姿勢が大事だとか。

 

 

 

 

 

 

 

 

2週間後。

 

 

再び歯医者に訪れた。

 

 

院長自らが液晶モニターで説明してくれた。

 

 

 

 

小学4年の男の子。

 

 

言葉は悪いが歯はガタガタだ。

 

 

この子は体のバランスも悪い。

 

 

肩の高さ、首の傾き、骨盤の高さが左右で違い、さらに反り腰もある。

 

 

足をみると外反母趾、内反小趾もある。

 

 

この体のアンバランスのせいで、歯並びが悪いのだとか。

 

 

 

 

そこで、外反母趾、内反小趾を改善するためにクロックスを辞め、マジックテープ2本の靴に変えた。

 

 

マジックテープ2本の靴は、足の横アーチを形成し、体の重心を安定させる役割を担った。

 

 

あとは姿勢に気をつけて、矯正のマウスピースを毎晩装着。

 

 

半年後。 

 

 

これだけで、男の子の歯は劇的にキレイな歯並びとなった。

 

 

 

 

 

 

さて、うちの長女。

 

 

手を体の前で組んで、下に引っ張る筋力テスト。

 

 

長女の体はグラグラで力がはいらない。

 

 

だか、輪ゴムを足につけると・・・

 

 

驚くほど長女の体は安定し、体がぐらつかない。

 

 

長女は反り腰で、後ろに重心がきている。

 

 

足の横アーチを輪ゴムで矯正するだけで、しっかり親指に重心がくる。

 

 

だから筋力テストでしっかり力がはいる。

 

 

 

 

かかと重心で反り腰だと、大人になって受け口(しゃくれ)になる。

 

 

と説明を受けた。

 

 

『歯の矯正の前に、まず体のバランスが大事ですよ。』

 

 

と院長から説明を受けたのであった。

 

 

 

 

 

この説明を、私がどんな思いで聞いていたか想像してほしい。

 

 

地べたを這いつくばるくらい悔しかった。

 

 

激しい激しい激しい激しい激しい怒りが湧いた。

 

 

自分に対しての怒りだ。

 

 

私の歯ブラシの仕方が悪くて、娘が虫歯になったんなら仕方がない。

 

 

娘の食生活に問題があったのだとしても仕方がない。

 

 

 

 

問題は体のバランスにあったのだ。

 

 

私の専門分野の問題だ。

 

 

私の娘の問題だ。

 

 

それを専門外の歯医者から、入念に指摘された。

 

 

 

 

 

私は娘のケアを怠っていた。

 

 

娘にカイロをしようとしたが、

 

 

『こわい〜 εε”ε”ε”ε”(ノ´・д・)ノ

 

とか逃げ回って出来なかった。

 

 

それっきりケアを怠っていた。

 

 

 

 

 

 

早く歯医者を出たかった。

 

 

やっと会計と次回の予約を終えた。

 

 

歯医者を飛び出し、自分の店へ駆け込んだ。

 

 

 

 

 

店について長女の骨盤と頚椎、それと足関節を矯正した。

 

 

検査のとき、

 

イヒヒヒヒヒ(((ヾ(≧∪≦*)ノ〃)))

 

 

とくすぐったがるが、なんとか出来た。

 

 

もう輪ゴムをはめなくても、しっかり体が安定している。

 

 

これから当分の間は、長女の矯正を毎週していく。

 

 

安定してきたら2週間に1回だ。

 

 

 

 

なにはともあれ、この歯医者は凄いと感心した。

 

 

歯並びは歯の問題だと認識している歯医者が多数派を占める。

 

 

歯医者は歯以外は触れないというのが一般的な考えだ。

 

 

 

 

 

そんななか、体全体のバランスが歯並びに強く影響すると突き止め、すでにこの歯医者は結果もだしている。

 

 

 

本気で勉強している人が高知にもいる。

 

 

この人を心のライバルにしよう。

 

 

この人のように、患者の度肝を抜くくらい勉強しよう。

 

 

 

 

 

 

 

そして改めて、自分の仕事のもつ可能性を感じた。

 

 

カイロプラクティックは凄い。

 

 

カイロプラクティックは歯並びにも役立つ。

 

 

いつか歯医者と提携して仕事ができるかもしれない。

 

 

 

 

 

歯医者で頂いたパンフレットには、

 

 

『世界最高レベルの予防歯科を高知でも!』

 

と書いてある。

 

 

このキャッチコピーにはグッときた。

 

 

いつか私もこのコピーを、パクッて・・・

 

 

いやいや、いつか私もこのコピーを拝借して掲げよう。

 

 

 

 

『世界最高レベルの予防ケアを高知でも。』