未来を妄想する

 

あるカフェで、ジョーがコーヒーを飲みながら将来のことを考えて物思いにふけっています。

 

 

さて、ジョーは何を考えているでしょうか。

 

 

 

 

 

もちろんこのテストの名前はジョーでなくて構わない。

 

 

マイケルでもバーバラでもユキヒコでも構わない。

 

 

 

 

このジョーというのはあなた自身だ。

 

 

 

 

 

 

 

あなたが物思いにふけるとき、未来のいつ頃を考えているかであなたの将来性が分かるのだ。

 

 

より遠くの未来を考えている人ほど、大成するのだとか。

 

 

 

なるほろ〜

 

 

 

 

 

 

 

私の場合は10年後のことを考える。

 

 

厳密に言えば、長期・中期・短期の計画をグルグル同時に考える。

 

 

 

 

10年後どうなっていたいか。

 

 

1日に何人お客さんが来るのか。

 

 

どれくらいの技術を持っていればそうなるか。

 

 

私以外にスタッフはいるのか。

 

 

それは施術のスタッフか、受付のスタッフか。

 

 

 

 

10年後の願望を具体化させて、来年の課題を決めていく。

 

 

10年後の目標が決まれば、来年の課題が見えてくる。

 

 

来年の課題が決まれば、来週のやるべき事が決まる。

 

 

未来から逆算して計画をたてるのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

10年後は130人くらいお客さんが来るようにしたい。

 

 

もっと技術をあげないと30人も来ないし、こなせない。

 

 

 

 

30人は今のお店じゃ無理だ。

 

 

もっと広くて駐車場もドカンといる。

 

 

じゃあ来年あたりから、新しいお店の候補地を探さないといけない。

 

 

じゃあ来週は土地が何坪くらい必要か調べてみよう。

 

 

こうして着々と計画は進んでいく。

 

 

 

 

 

私は未来のことをずぅーっとずぅーっとずぅーっと妄想して、ニヤニヤしているのである。

 

 

楽しくて楽しくて考えてしまうのだ。

 

 

 

 

寝る前も、お風呂に入っていても、ジムで走っていても。

 

 

ひたすら10年後の妄想と来年・来週の計画が、走馬灯のようにグルグル回っているのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

むかし、引き寄せの法則とか、マーフィーの法則とかの本を大量に読んだ。

 

 

頭で強く思い描いていれば、潜在意識やなにやらが働いて、脳がいろいろあって現実のものとなる。

 

 

という仕組みらしい。

 

 

 

 

要は

 

『妄想していればその通りなる。』

 

 

 

カッコよく言えば

 

『思考は現実化する。』

 

 

これは私の座右の銘でもある。

 

 

 

 

 

 

最初はトレーニングで妄想していたのが、今では癖になった。

 

 

夢を叶えるために妄想するのではなく、自然と未来のことを楽しみでニヤニヤと妄想してしまうのだ。

 

 

ここまでくれば達人級である。

 

 

 

なぜこの妄想の法則を信じるようになったかと言うと、本当に夢が何度も叶ってきたからだ。

 

 

 

 

 

今のお店だって、妄想パワーで引き寄せた。

 

 

高知市中のテナントを探し回っても、これだという物件が見つからなかった。

 

 

探していくうちに、今のテナントを見つけた。

 

 

立地も、広さも、アクセスも、駐車場も、道の広さも、静かな感じも理想通りだ。

 

 

だが、空き物件でない。

 

 

すでに別の事務所がはいっていた。

 

 

いつもこのテナントを探しながら、

 

 

『ここのテナントがいいよなぁ〜。』

 

 

『ここが最高だよなぁ。』

 

 

と、ここでお店の営業している妄想をしていたら、テナントが突然空いたのだ。

 

 

もちろん即契約。

 

 

それが10年前のお話。

 

 

そのとき私は30歳。

 

 

以来、10年間、ずっと未来を夢見心地でニヤニヤと妄想してきた。

 

 

1個ずつ、ちょっとずつ、妄想は現実化していったのである。

 

 

 

次の10年が楽しみで、やはりニタニタしてしまう。