南海キャンディーズ山里亮太の母が、大舞台を前にした息子に贈った言葉である。
心して読んでほしい。
努力して結果がでると自信になる。
努力せず結果がでると驕りになる。
努力せず結果もでないと後悔が残る。
努力して結果がでないとしても経験が残る。
努力してその日を迎えたんだったら、何も残らないことはないから行っといで。
あなたは天才だから大丈夫よ。 母
素晴らしい母親ではないか。
この母があって、今の山里氏があるのだなと納得できる。
うちの母とは大違いである。
山里亮太は準備芸人だ。
現場では発想や瞬発力で勝負する芸人ではない。
テレビ収録では、事前に入念すぎるほどの準備をしていく。
司会をするときは、その日のゲストの近況を入念に調べる。
スタジオでこういうボケがあると、こう突っ込む、とシュミレーションして、何パターンかの突っ込みを用意しておく。
この人にはこう話題を振って、そのコメントをいくつか想定しておき、さらに返しの言葉もいくつか想定しておく。
といった具合だ。
絶対的な準備をして現場に臨み、収録後は
『あそこはもっとこうすれば良かった・・・』
と深夜まで反省するのだとか。
彼は母の言葉通り、努力して結果をだし、うまくいかないものは経験として糧にした。
この方法でうまくいかないはずがない。
天才にみえる人は、人知れず努力しているものなんだな。