2019年のテーマは『上肢と下肢の強化』であった。
上肢とはすなわち、肩・肘・腕をさす。
下肢はとはすなわち、股関節・ひざ・足関節をさす。
すなわち、ひざや肘の矯正を強化したかった。
今年の前半は、上肢と下肢の書籍やセミナーのDVDを買いまくった。
これがなかなか精神的なダメージを受ける。
なんせ、数千円・数万円かけて購入しても、役にたつ書籍は10冊購入したなかで1~2冊くらい。
DVDも同じ割合。
やっとこさセミナーDVDで良いやつに当たった。
仙台で活躍する女性のK先生だ。
とても勉強になったので、このK先生がだしているDVDはすべて購入した。
特にひざの施術の考え方は勉強になった。
相性が合えば、ひざの矯正だろうが、経営の考え方だろうがかなり共感できる。
『広く探して、当たりがでたら深掘りする』
というスタイルを開業したころから続けて、今までなんとかやってきた。
夏頃はK先生のDVDばっかり見まくった。
『面接で注意すべきポイント』
『スタッフの育て方』
というDVDまであった。
『〇〇ができるようになった』
という様な項目を50個くらい用意して、できていれば1項目あたり数円単位でスタッフの時給を上げていく。
という方法がDVDに記されてあった。
例えば、
『新規の患者さんにカイロの説明ができるようになった。』
『イラストレーターやパワーポイントを使って、分かりやすく資料を作成できる。』
『いつでも笑顔で接客対応できている。』
などなど50項目あって、すべてできるようになれば、時給が数百円上がるわけだ。
雇われる側も、時給数百円アップはやる気につながるのではないか。
雇う側も、スタッフがどんどん仕事の幅を広げてくれるのであれば、時給を上げるくらい御安い御用なのだ。
もちろん、当院のスタッフ用のマークシート50項目を早急に作成した。
まだスタッフがはいる予定はないのだが。
今までは、
『一人が気楽でいいかな。』
と思っていた私に、
『スタッフもいいかな』
という風穴をあけてくれた。
2019年はK先生のおかげで、ひざの勉強から始まってスタッフ導入まで思いを馳せることができたのだ。
K先生には感謝感謝である。
いつかスタッフがはいれば、まだまだうちのお店はパワーアップできる。
まだまだ伸びしろが無限大にある。
そう思えた1年だった。