次女の保育園最後の音楽発表会が、コロナウィルス感染拡大のため中止となった。
こればっかりは仕方ない。
とても残念だけれど・・・
何年か前の発表会での出来事。
年長の子を持つお母さんが、我が子の演劇をみて涙していた。
確か『命って大事』みたいな題名だったと思う。
私からみても迫力のある、素晴らしい演劇だった。
最後は、年長全員がでてきて色とりどりのボンボンを
『ワーッ』
と振って終わった。
確かに命の灯を感じる演劇だった。
我が子の成長を感じて涙したのだろう。
私も数年後、子供が年長になったら涙するのかな~
と思っていたら中止となった。
悲しい。
悲しすぎるけど大丈夫。
なぜなら、お風呂で何度も演劇をみたからだ。
今年の演劇はかぐや姫。
次女は主役級の配役を頂いた。
お婆さんの役だ。
阿部右大臣(あべのうだいじん)や大伴大納言(おおとものだいなごん)なんてネームバリューだけだ。
お婆さんの方が出番が多い。
次女はフルコーラスで、全員のセリフと振付で披露してくれる。
お風呂で、目の前でやってくれるから大迫力だ。
お風呂でのぼせるまでかぐや姫を披露してくれる。
もう何度も見たから、発表会が中止でも悔いはない。
ちなみに、小3の長女の音楽会は無事に開催された。
演目はウォーターボーイズ・シンクロボンバイエ。
なんと長女はピアノ役に立候補していた。
一緒に楽譜にルビをふった。
無事に第一次審査はクリアした。
残る4人のなかから、最終審査で1人が選ばれる。
長女はおもちゃのピアノで猛練習した。
残念ながら、最終審査はダメだった。
理由はわかっている。
長女が猛練習していたのは、鬼滅の刃だったから・・・
シンクロボンバイエがそっちのけで、鬼滅の刃の演奏にはまってしまったのだ。
なにかを強制されるより、好きなことを一生懸命やった方が伸びると思う。
長女は、一心不乱に鬼滅の刃を練習していた。
おかげで鬼滅の刃は、両手で感傷的かつ大迫力で弾けるようになった。
姉妹とも家でたっぷり披露してくれる。
この時期、我が家では毎日発表会だ。