小学3年生の長女が、学校で俳句を習っているそうだ。
長女『お父さん、あたしなんでも俳句をすぐ作れるでっ。』
長女『お題だしてやっ。』
父『んー。ぢゃあ、バレンタイン』
長女『バレンタイン 渡すのドキドキ 恥ずかしい』
長女『つぎは?つぎ。』
父『じゃあ誕生日。』
長女『誕生日 ケーキ食べて 美味しいナ』
父『サザエさん』
長女『サザエさん 慌てん坊で 楽しいナ』
父『シンデレラ』
長女『シンデレラ 魔法かけられ かわいそう』
父『お寿司』
長女『スシローで まぐろ食べて 美味しいナ』
父『ひな祭り』
長女『ひな祭り ひなあられ食べて 美味しいナ』
さすがは歌手志望の長女である。
スラスラでてくる。
ひねりも奥行きもなく、こちらがなにも想像する必要ない。
西野カナの歌詞のように、聞く人にストレートに届く俳句である。
ちなみに、俳句は交互に出し合っていた。
私の出した俳句は以下である。
ストレートな長女と違って、熟練された韻を踏んである。
『シンデレラ 魔法をかけられ 死んでれら』
『ひなまつり 魚が釣れず 暇な釣り』
『呪い歌 早く読んでも ノロい歌』
ちなみに、私の生涯42年間で聞いた中で、最も素晴らしかったダジャレは以下である。
さつきみどりのシャツ黄緑
by 昔の上司
『コロンブスの卵』と思ったら、
『転んだブスをまたごう』やった。
by 嘉門達夫