4月1日。
学童初日。
新1年生の次女が玄関で
『お父さんドキドキする〜』
ドキ(✱°⌂°✱)ドキ
と言っていた。
おっかなビックリの学童デビューだ。
『おはようございます。今日からよろしくおねがいします。』
と先生への挨拶の練習を入念に行う次女。
いざ学童に到着して、先生が来ると
次女『おはようございます・・・』
で固まってしまった。
きのうまで
『学校が始まったら、休み時間はお姉ちゃんと一緒に遊びたい。』
と次女は言っていた。
たぶん不安だったんだろう。
でも、あっと言う間に友達ができた。
まずは学童のお友達だ。
このままいけば、あっと言う間に友達が100人できるだろう。
4月7日。
入学式。
校長先生のご挨拶が素敵だった。
素晴らしい校長だと、このご挨拶だけで分かった。
校長『新1年生の皆さん。皆さんは素晴らしいです。』
校長『1年生らしく、ちゃんと静かにお話が聞けています。』
1年生の体から揺れがピタッと止まった。
校長『みなさん背筋がぴーんと伸びています。』
1年生の背筋がぴーんと伸びた。
静かに聞きましょう、ではなく静かに聞けています、と先に褒めてあげるのがミソだ。
校長の言うとおり、1年生がどんどんお利口になっていく。
まるで魔法である。
校長『挨拶がたくさんできれば、すぐにお友達がたくさんできます。』
校長『お友達と喧嘩をしていても、次の日の朝におはよう!って挨拶ができれば、すぐに仲直りできます。』
校長『だから、皆さんは挨拶をたくさんしましょう。』
新1年生『はーい。ヽ(≧▽≦)ノ"』
新1年生が理解できるテンポで、理解できる言葉を使い、子供達が返事をするタイミングも考えてスピーチされていた。
説明のとき、私はマシンガントークになってしまうので、見習おうと思った。
入学式の最後は、クラスの保護者委員を5名選出して終わり。
保護者会の担当の方が
『誰かやりませんか?』
『お祭りや運動会の行事などで、少しお手伝いをしていただく簡単なお仕事ですよ。』
と保護者の周りを歩いていく。
私と嫁さんは、この時ばかりは下を向き、地面をジッと凝視して気配を消す。
私は土日が仕事なので、そもそも行事に参加できるかどうかも分からないのである。
1人委員が決まるたびに拍手があがる。
私も拍手した。
クラスを代表して委員をしてくれる保護者には感謝しかない。
4月8日。
初登校である。
次女『びぇーん。重たいじょ〜。(ノTДT)ノ』
パンパンにはいったランドセルに、水筒・ポシェット・学童のお弁当まで持っている。
6歳児にはたしかに重すぎる。
日本の小学生は、昔からこうやって体を鍛えてきたのである。
修行中の悟空のようである。
父『頑張れ。これが小学生ながでっ。』
早くも小学校の洗礼を受ける次女。
小学校の出来事を、毎日ニコニコでお話ししてくれるのを楽しみにしていよう。