『嫁さんへの誕生日プレゼント。』
と称してスーパーファミコンミニを購入した。
このスーパーファミコンミニには、本体にゲームが20個くらい内蔵されている。
さすがに中学の時のように、ファイナルファンタジーやゼルダの伝説をやるだけの時間も胆力もない。
いまこの場で、短時間で楽しめるゲームをしてみた。
超魔界村をやってみた。
超魔界村は超むずいゲームとして有名である。
敵に一度当たると、鎧がはがされパンツ一丁になる。
二度目に当たると、ゲームオーバーだ。
中学のときは1面もクリアできなかった。
いまは中学生ではない。
去年、中二病は克服したし、社会人になり税金も納めている。
あの頃の私ではない。
パワーアップしておじさんになった私が超魔界村をやれば、もう少しクリアできるのではないかなと。
レッツ・ザ・超魔界村!
結果だけ言えば、全然ダメだった。
クリアというか、ゲームオーバーまで何秒もつかという逆タイムアタックになってしまう。
気を取り直して、次はストリートファイター2だ。
私の世代で一番流行った格闘ゲームだ。
私が中二でやっていたのが、初代ストリートファイターⅡだ。
いわゆるストⅡだ。
そこから
ストリートファイターⅡダッシュ
ストリートファイターⅡターボ
スーパーストリートファイターⅡ
スーパーストリートファイターⅡX
と次々とバージョンアップが発売された。
ちなみに、令和の現代ではストリートファイター5が最新だとか。
このスーパーファミコンミニにはいっているやつは、
『ストリートファイターⅡ ザ、ニューチャレンジャーズ』
多分スーパーファミコンで一番最新のやつだ。
キャラクターも技もえらい増えている。
ここまで進化していたとは。(゚ロ゚;ノ)ノ
このニューレンジャーズは28年前のゲームだ。
31年前までのターボまでしか知らない私にとっては、超最新のストリートファイターだ。
よし、満を持して
レッツ・ザ・ストリートファイターⅡ、ザレンジャーズ!
結果だけ言えば、これもかなり下手っぴになっている。
波動拳って、こんなに出すの難しかったっけ?
昔は、竜巻旋風脚 → 波動拳 → 昇竜拳
と必殺技の3連コンボもできていたのに・・・
地元では3連コンボの坂本と言われていたのに・・・
だが、慣れてくると少しずつ感覚を取り戻した。
やっぱり、ストⅡは面白い。
やっぱり、私はまだ中二病だった。
やっぱり、スーファミは最高である。
私はスーファミ以降まったくゲームをしていない。
プレステもDSもスマホも、一切していない。
私にとってゲームとは、すごろくかスーファミを指す。
やっぱり、スーファミが最高である。
そんなこんなで、我が家にはゲーム機がなかった。
うちの子は、成人まであやとりと折り紙をやらせようと思っていた。
だが、うちの子にも、近代テクノロジーに触れる機会が生まれたのだ。
ある日。
仕事から帰ると、嫁さんと子供が
『パネルでポン』
というスーファミのパズルゲームを一緒に白熱してやっていた。
スーパーファミコンミニを買ってよかったなと思った。