お茶と助手席

その日は子供たちと、久しぶりにのいち動物公園へ行った。

 

 

その後はアクトランドだ。

 

 

高知の遊び場ツートップを、一気に堪能するという粋な計画である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

のいち動物公園に到着。

 

 

なんだか様子が変だ。

 

 

荷物を置いていた助手席がビチャビチャである。

 

 

 

 

なんと、助手席に置いてた水筒のお茶が、漏れていたのである。

Σ(°□°)⊃------マジッ

 

 

長女『お茶がもったいなーい。(°m°;)

 

 

父『そこじゃねぇよ。(*`д´)σ=σ

 

 

お茶は勿体無くない。

 

 

130円で買える。

 

 

助手席の心配をしてよ。

 

 

助手席にシミや匂いか残ったら困るではないか。

 

 

 

 

 

 

万が一助手席を交換したら、お茶の1000倍くらいコストがかかる。

 

 

水筒1つ分、丸々助手席がお茶を飲み込んだ。

 

 

ジャンパーもカバンもビショビショ。

 

 

タオルで助手席を拭いたら、タオルが茶色になった。

((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

 

 

 

 

 

普段学校で使っている水筒は、長女がばあばの車に置き忘れた。

 

 

その代役で古い水筒を使ったのが運のつきだった。

 

 

次女『その水筒、保育園のときから蓋がユルユルやったがでぇ。』

 

 

父『はよ言わんかい。(*`д´)σ=σ

 

 

 

 

 

 

 

気を取り直して動物園を回った。

 

 

 

 

父『ほら見て見て、あそこにビーバーがおる。』

 

 

長女『どこどこ?ん?お父さん、そこにトンボがおる。』

 

 

長女『そこそこ!!ヾ(*´Ο`*)/

 

 

父『赤トンボはいいっちゅーねん。』

(*`д´)σ=σ

 

 

うちの近所にもおるわいな。

 

 

 

 

 

父『ほら見て見て。あそこでお猿がぶら下がっちゅーで。』

 

 

次女『お父さんどんぐり落とした〜。探して〜 (´・ω・`)

 

 

父『どんぐりはえいっちゅーねん。』

(*`д´)σ=σ

 

 

父『近所の公園でも山盛り拾えるわ。』

 

 

 

 

 

 

実は動物園を回っている間も、助手席のことが気になっていた。

 

 

 

 

 

 

お茶の香ばしい匂いが助手席に染み付いた。

 

 

家に帰る頃には乾いていてたけど、なんとかファブリーズして一生懸命拭いたら、匂いと色は元に戻った。

 

 

よかった。よかった。