次女が小学1年になっても、自転車の補助輪を外せないでいた。
補助輪を外す備品がなくなってしまったのである。
自転車屋までいくのが面倒臭くて、ついには今年の夏まで補助輪をつけたままとなった。
やっとこさ自転車屋で外して、公園で練習。
親子で汗だくとなった。
1回目の練習で10こぎまでできるようになった。
驚くべき身体能力である。
2回目の練習では、公園をグルグル回れるようなった。
最初時計まわりしかできなかったのが、反対周りも覚えた。
そして始まったのが鬼ごっこ。
私が鬼で娘たちが逃げる。
もちろん次女はすぐに追いつくと泣いて怒るから、いい距離感で追いかける。
長女は自転車でビュンビュン逃げる。
だが、自転車は小回りが利かない。
少しずつ隅に追いやりチェックメイト。
だが次の瞬間
長女『バリヤー。バリヤーで〜』
でた。バリヤー。(゚Д゚ノ)ノ
近頃の若いもんは、鬼ごっこをしたらすぐにバリヤーで逃げる。
私が子どもの時にはなかったルール。
兎にも角にも、次女は自転車が上達した。
3回目の練習では、並木をクルクルと8の字で回れるようになった。
今まで娘たちを蝶よ花よと育ててきた。
危ないことは避けてきた。
小4の長女はとても危なっかしいので、自転車は公園でしか乗らさなかった。
しかし、硬筆やスイミングの送り迎えが大変になってきたので、ボチボチ1人で自転車に乗って行ってほしくなった。
長女、遅ればせながら自転車デビューである。
長女に足りないのは自信だと思った。
自転車には乗れるけど、公園でしか乗ってないから自信がないのだ。
長女『ドキドキするぅ〜(*´艸`*)』
さて、自宅からまずは硬筆教室まで。
近所だから、さすがに道は覚えているようだ。
街で自転車に乗るのは意外にも簡単だったようで、長女はご機嫌である。
ちゃんと歩行者や他の自転車の動向を確認しながら、自転車を漕げている。
想像以上に安定感がある走行だ。
硬筆に行って、スイミングに行って、私のお店に到着。
いつか通うかもしれない中学校にも行った。
まだまだ遠くに行きたいと言っていたが、時間の都合で今日はおしまい。
もっと自転車に乗りたそうだった。
自転車であちこちまわって、長女の世界が広がったようだ。