前回記述した頭蓋反射テクニックは、いろんな理論やテクニックが派生している。
頭蓋骨をテーマに深く勉強していこう。
そう決めて、片っ端から頭蓋骨にかんするセミナーや勉強のDVDを買い漁っていた。
ある日、東京の熊谷先生が収録したセミナーDVDを購入した。
それを観て戦慄が走った。
『バキッ』とか、『バンッ』とか、強刺激ではない。
アメリカンのドクターが練習しているように、本当にグレープフルーツを優しく包むくらいの圧で、熊谷先生は施術を行っていた。
わずか1分とかの施術で。
頭を少し触るだけで。
膝が痛くてしゃがめなかった人が、屈伸を始めるのである。
その昔、キリストや仏陀が頭を触るだけで、人々の病を治した。
という逸話があるが、このテクニックをマスターした人は本気でそれに近づいていると感じた。
この熊谷先生は私の2歳年下。
アメリカの有名なビジネス誌ファーブス誌で、アジアの若きリーダー100人にも選ばれている。
もちろん治療家だけではない。
ITや金融、デザイナー、飲食、その他諸々全ての職業の中で選ばれた100人である。
ちょ・・ちょっぴり差を開けられ過ぎたかな。
まいっちまうゼ。
ファーブス誌で今度『万々商店の100人』とか特集しないかな。
近年になり、頭蓋骨がどこの関節や内臓とリンクしているか少しずつ解明されてきた。
次世代のテクニックが目の前にある。
そして、時代の転換期に自分は立っている。
これはもう、死に物狂いで自分がモノにしないと損だと思った。
いつの日か。
これをマスターする。
私が仏陀やキリストに近づく日は近い。
頭を撫でるだけで、みんな元気になって帰る。
そこまで出来れば、次はお店の移転である。
私の計算に狂いがなければ、きっと1日に500くらい施術ができる。
閉店したお城の温泉、湯川温泉を売却して移転する妄想まですでに出来上がっている。
店内に受付嬢のアナウンスが流れる。
『番号札350番から360番のかた〜』
人が10人並ぶ。
私が1人ずつ頭を撫でていく。
みんな元気になり帰って行く。
そこまで妄想は出来上がっているのである。
私の座右の銘である『思考は現実化する』の法則でいけば、もう叶ったも同然である。
そこまでいったら、私もフォーブス誌に載るんじゃないかな。
ゴッドハンドになる。
それが、妄想できる距離まで近づいている。