今回は
『北の国から 87 初恋』
のような、淡い思ひ出のタイトルである。
娘たちの運動会当日。
ビデオの撮れるデータ残量が、残り40分しかない。
節約のため、かけっこなんかは、自分の娘の部分だけピンポイントで撮るしかない。
なんて思っていたら、あっと言う間に小5の長女の順番になってた。
『ヨーイ、ピッ』
の瞬間に、慌てて撮影開始ボタンを押した。
( ´Д`)=3 フゥ
なんとか間に合った。
練習ではいつも2番だったそうだが、競り合いの末、見事1着でゴール。
長女は誇らしげであった。
さて、次は小2次女のかけっこの時間。
先ほどの失敗を踏まえ、次女の順番になるやや手前あたりから撮影開始ボタンを押していた。
これでひと安心。
運動会あるあるだが、子供が多すぎて自分の子がどこにいるか見失う。
おっと。
次が次女だ。
私は慌ててビデオのピントを次女に合わす。
『ヨーイ、ピッ。』
私は長女の時の条件反射で、慌ててビデオの撮影ボタンを押した。
ん?
撮影ボタン押してなかったっけ?
ビデオの画面を確認した。
テンパって、スタートの瞬間に停止ボタンを押してしまっている。
あわわわ(゚ロ゚; 三 ;゚ロ゚)
慌てて撮影開始ボタンを押した。
スタートから3秒くらいは飛んでしまっているが・・・
私の持ち前の冷静さとリカバリー力で、その後はしっかり撮れていた。
次女はいつも通り、ニコニコ笑いながらトップを独走していた。
ε=ε=ε=ε=ヽ(*´∇`)ノ
そのまま楽々1着でゴールした。
次女は1着でも3着でもニコニコ笑いながらゴールする。
今回はせっかくの1着を前半取り損ねていたで、次女に問い詰められるかもしれない。
その時は、買っておいたおはぎを喰わせて、誤魔化してしまおう。
それにしても。
姉妹で1着。
4人で走って、2人とも1着だから、
1/4 × 1/4 だから・・・
えーと、えーと・・・
とにかく天文学的な確率である。
明日から
『猛烈!令和の爆走姉妹。』
とか呼ばれるかもしれない。
二人とも、運動会ではダンスに熱をいれているようで、私のスマホで動画を見ては練習していた。
その動画の再生回数は1億を超えていた。
日本中の小学生が、これを観て練習しているんだろう。
この動画でいくら稼いでんだ?
(´m`???)
私もダンスミュージックで一発当てれば、大金持ちだろうか。
次女のダンスの撮影は大変だった。
①後ろ姿しか見えない。
②ビデオの小さな画面越しでは顔が確認できない。
③次女に教わっていた場所と、全然違う場所に居た。
などなどの理由から、私は終始次女を見失っていた。
この辺りにいるだろう。
と思われるところを、とにかく撮影した。
運動会が終わり、家に帰ってみんなでビデオを観た。
問題の、次女のかけっこのシーンになった。
次女『もぉー、おとーさん。途中からやん。』
( #・ω・)=○)゚3゚)・∵.ガッ
問題の、次女のダンスのシーンになった。
次女『もぉー。おとーさん。お尻しか映ってないやん。』
( っ・∀・)≡⊃ ゚∀゚)・∵. グヘッ☆
長女『ほんとやぁ。あんたお尻大きくて良かったねぇ。』
(○´艸`)クスクス
ビデオには、辛うじて画面の隅っこに、ダンスして揺れている次女のお尻だけが映っていた。
姉妹はビデオを観ながらゲラゲラ笑っている。
ヽ(●´∀`)○´∀`)ノ
これも良い思い出になるだろう。
めでたし めでたし