次女『アルミ缶のなかにあるミカン。』
父『すごーい!』
ハイタッチ
(●´∀`)ハ(´∀`●)
次女『リンゴが溺れたよ。アップル、アップル』
父『よっしょあ!』
ハイタッチ
\(#´▽`)人(´▽`#)ノ
次女『アヒルが、あっ昼寝してる。』
父『マーベラス!』
ハイタッチ
(-^0^)人(^0^-)イェ~イ☆
おとーさんもダジャレ言うて~
父『ポテトがポテッと落ちたよ。』
次女『イェイ!』
(●´∀`)ハ(´∀`●)
小学校2年の次女は
『かいけつゾロリの親父ギャグ大全集』
という本を読んで、ダジャレにハマってしまった。
いつしか、ダジャレを親子で毎日披露し合うのが通例となった。
シャレた親子である。
じゃあ、お父さんも一日一つ考えてきてよ。
なんと。Σ(°□°)⊃------マジッ
どこかのうどんやの店主が
『一日一麺』
と書いたTシャツを着ていたが。
一日一ダジャレかぁ。
ハードル高いぜ。
父『この椅子いいっすねぇ。』
次女『うーん。』
イマイチか。
父『猫がキャット驚いた。』
次女『どゆ意味?』
父『猫は英語でキャットって言うがよ。
父『だからキャットと驚いたキャッでかけたがで。』
次女『ふーん。』
なんともお寒い空気が流れた。
ダジャレを解説させられるのは、拷問に近い。
父『立派なスリッパ。』
次女『・・うん。』
ちょっと渋すぎたか。
次の日の夜。
家に帰ると、次女が私のところへ飛びついてきた。
次女『おとーさん、今日のダジャレは?』
〃(*o´∪`)o〃ワクワク ワクワク
ヤバい。
全然考えていないのに。
次女の顔がワクワクしている
部屋のなかを見渡して、ダジャレを考えた。
キッチン。
テーブル。
冷蔵庫。
テレビ。
エアコン。
我が家には、昭和3種の神器がもれなく揃っている。
裕福な証拠である。
だが、何も思い浮かばない。
ソファーにクッションがあった。
クッションでなにかダジャレを。
クッション・・・
クッション・・・
ひらめいたッ キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
父『クッションがくしゃみをしたよ。』
父『はっクッション。』
決まった。
親父が振り絞った、渾身の親父ギャグだ。
次女が渾身のハイタッチをくれた。
\(#´▽`)人(´▽`#)ノ
その日は深い眠りについた。