なんだかなぁ。(n´Д`)ハー
私は(故)阿藤快のようにうなだれていた。
憂鬱な理由は分かっている。
正解のない選択に迫られてるからだ。
数年前からの宿題。
一人でずっとやっていくか。
いずれスタッフをいれるか。
ずっと決められずにいた。
ある社長に言われた。
社長『これから50歳60歳になると体力が落ちますよ。』
社長『それに、もし事故や病気になったときを考えたら、坂本さん以外に治療できるスタッフがいた方が良いんじゃないですか?』
うーむ。
なるほどぉ。(´⊿`)=3
歳をとればそっちが楽かもね。
でも私と同じ熱量のある人が、そもそも私の店のスタッフになるだろうか?
私と同じ熱量がないと、私と同等の施術はできない。
そこに矛盾が生じる。
東京の勉強会で同僚に言われた。
同僚『スタッフを入れれば入れるほど、売上は上がりますよ。』
同僚『でも、自分の手元に残るお金は減りますよ。』
うーん。
なるほどねぇ。(´-□-)=3
じゃあ一人でやる方が気楽でいいやね。
たまにボディケアをしてもらう、ある整体の店長に言われた。
店長『もうすぐ、3店舗目をだします。』
店長『どんどん店舗を増やしていきますよ。』
店長『坂本さんは出さないんですか?』
店長『僕はいずれ現場に出る時間を減らして、マネジメントに力を入れていきます。』
うーむ。
なるほどぉ。(o´Д`)=з
でも現場の方が楽しいしんだよなぁ。
みんな、いろんな意見をくださるけど。
なんだかピンとこない。
なにを基準に決定すれば良いか分からない。
伝説の車の販売員、林文子さん(のちに横浜市長)の本に書いてあった一文。
林『私は選択に迫られたとき、必ず茨の道を選ぶようにしています。』
林『なぜなら茨の道なら、それだけの準備して臨みます。』
林『そうすれば大概うまくいきますし。』
林『万が一失敗しても、茨の道を選んだ分だけ自分が成長しているから、こちらの方がメリットは大きいのです。』
これだ。キタ━━━━(゚д゚)━━━━!!!
どちらを選ぶかよりも、どういう心持ちで選ぶかが大事なんだ。
スタッフがいた方が楽だとか、面倒だとか。
楽な方を選ぼうとしていたから、エネルギーが下がってしまっていたのだ。
この価値基準を発見してから、またエネルギーが上がった。
私はスシローを目指している訳じゃない。
銀座の鮨屋の名店、数寄屋橋次郎を目指している。
目指すは、1店舗でもキラリと光る名店だ。
私の目にまた火が灯った。