長女『おとーさん、おはよー。今日は25で!』
父『なにが?』
長女『25でっ!』
父『んむ~(°ロ°;)』
部屋の温度だそうだ。
相変わらず主語がない長女である。
その直後
長女『おとーさん、94になっちゅう。』
父『湿度が?』
長女『94で〜』
父『なにが?』
どうやらケータイの充電らしい。
クイズかよ。
とツッコミたくなる。
その直後
長女『おとーさん。AとBとCどれが一番好き?』
父『Aかな?』
長女『なんで?』
父『アキラのA。』
長女『ふーん。』
長女『ぢゃあ、YとMはどっちが好き?』
正直どっちでもいい。
でも答えないと怒るだろう。
YとM?
イエロー(黄色)とマゼンダ(赤紫)なのか。
はたまた、You(他人)と、My(自分)のどちらを尊重する人生を歩んでいるか?の潜在意識テストなのか。
父『・・・M・・・』
長女『・・・ふーん。』
と言って、指で何かを数えはじめた。
長女『じゃあ60やねっ。』
もはや、なにが60かは聞くまい。
今日のラッキー指数か。
私と長女との相性か。
私の脈拍が60なのか。
今日の私の血中酸素濃度が60なのか。
はたまた人類に残された日数か。
神のみぞ知る数値である。