40歳以上の陸上大会。
香川マスターズ。
私が出場する400mのスタートが近づいてきた。
とにかく、8月の高知大会は前半を飛ばし過ぎた。
その教訓から、今回は前半リラックス作戦だ。
速く走る練習から、狙った通りのスピードで走る練習を積んできた。
よし、行くぜ。
『オン ユア マーク』(位置について)
『セット』(ヨーイ)
『パン』
いよいよスタートした。
前半リラックス・・・
のはずが・・・
風が強い。
100m~200m地点は強い向かい風。
がむしゃらに走らないと前に進まない。
結果的に200mを終えた時点で、想定以上の体力を削られてしまった。
ラスト100m。
もう足がパンパン。
夏の高知大会と同じく後半大失速。
練習を合わせてもワースト記録の、59秒67でゴール。
(´Д`;)ガーン
なぜだ・・・
なんで・・・
あんなに練習したのに。
_| ̄|○
マラソンは人生に似ているというけれど、まさしくそうだ。
人生はそんなに甘くない。
人生は酸っぱいぜ。
私は高校のとき陸上部だった。
人生で最も努力がむくわれたのは陸上だし、
最も努力がむくわれなかったのも陸上だ。
スピッツの曲で、
『幸せは途切れながらも続いていく。』
という歌詞があるけど、その通りだと思う。
まだハッピーエンドの途中でしかない。
8月の高知のレースで悔しい思いをして、10月まで頑張った。
でも結果はでなかった。
じゃあ、来年も走る。
ハッピーエンドになるまで走る。
来年ハッピーエンドになれば、今年の失敗はすべて意味があるものに変わる。
口惜しかったけど、また次に向けて走り始めたら、スーッとモヤモヤが晴れていった。
来年の楽しみが、また一つ増えたぜ。