みなさんあけまして、おめでとうございます。
今年の目標。
それは触診技術の精度を高める。
これは昨年と同じ課題になってしまうけど、2年連続で取り組むのに相応しいほど重要な課題でもある。
私が東京やら大阪へ勉強に行って、日本トップの先生方から教えを乞うてきた。
その大先生たちの共通点は、触診技術の高さであった。
2023年の4月。
新しい技術を求めて『疲労回復アカデミー協会』に入会した。
ここの代表は熊谷さんという方で、私と同年代ながらとんでもない技術をお持ちの方だ。
熊谷さんはどちらかと言えば開発者肌の方で、次々と新しいテクニックを生み出していく。
学んでいる私たち受講生が、そのスピードについていくのがやっとなくらいだ。
今までお会いしてきたゴッドハンドの先生方のなかでも、最も触診の技術が高いのが熊谷先生であった。
その触診精度の高さから、
『どこを刺激すれば、体のどこがどう変化するか。』
これをかなり細分化して、いろんな体の変化を発見してきた。
要は触診の技術が高いから、次々と新しい発見ができるのだ。
私もマスターして、自分なりの新しいパターンとか法則をどんどん
発見していきたい。
触診の精度を高めるために。
指先で触診してはいけない。
指先はあくまでセンサーに徹する。
指先よりも、肘で押して目標物を押す。
肘よりも肩、肩よりも体幹、体幹よりも骨盤、骨盤よりも足を使って目標物を押す。
なるべく指から離れた箇所を使って、全身を使って患者さんの体を触知する。
正確に体の力を指先へ運ぶために、上腕から中指を一直線に固定する。
手首は前後左右にひねらない。
そうすると指先のセンサーが研ぎ澄まされ、わずかな変化をキャッチできる。
この体の使い方をマスターするのに2023年を費やしてしまった。
でも2023年の後半に少しずつ触診のコツをつかんできた。
2024年はさらに磨いていくぜ。